お月見泥棒

中秋の名月に飾られているお月見のお供え物(お団子)を、子どもたちが盗む風習です。
昔、子どもたちは月からの使者と考えられており、この日に限って盗むことが許されていたそうです。
また、子どもたちにお団子を盗まれることは縁起が良く、農作物が豊作になるとも言われており、盗んだお団子を食べた子どもは長者になるとか、七軒盗んで食べると縁起が良いともいわれています。
子どもたちは、竿のような長い棒の先に、針や針金をつけ、それを使ってお団子を盗むので、お団子を縁側の盗みやすい場所に置いていたそうです。

現在でも、福島県、茨城県、千葉県、山梨県、愛知県、奈良県、大阪府、大分県、鹿児島県、沖縄県などの農村部で行われているそうです。
中でも有名なのは愛知県日進市、長久手市、三重県四日市市などです。

長久手石作神社巫女 御神楽OG会

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